バドミントン桃田選手
2020-02-17


先日、バドミントンの桃田選手が、調整のため、軽〜く相手とラリーをしている映像を見て…

先ず、桃田選手は、全身が脱力されていた。

シャトルを打つ時も、先ず、胸で波を起こし、その波が手首まで流れた後、ラケットでシャトルを押し出していた。

この打ち方だと、次に打ち出されるシャトルの軌道、威力は、シャトルがラケットからリリースされる前には、決して分からないことだ思う。

全ては、桃田選手がシャトルをリリースする直前の手首の動き次第である。

予測が必要な競技においては、これは、強烈な武器になる。

さらに、この打ち方だと、シャトルが長い時間ラケットの網に乗っている(長く押し込んでいる)ので、この瞬間に軌道修正も出来、しかも、丁寧なシャトルの押し出しになり、ネットの上にシャトルを置くようなことも出来るかと思う。

言わば、シャトルに命を通わせている!


このように、全身を脱力し、胸を起点に全身に波を流す動きは、ほとんどのスポーツ、芸術、音楽のトップクラスの選手に共通するものであると思う。


それは、皆、そもそもその種目に慣れ切っているが故に出来ることである!


桃田選手を応援しています!ガンバレ!
[サッカー]

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